「自分の市場価値がどれくらいあるのかわからない」
「今の年収は低いのか、それとも妥当なのか」
「転職すれば年収が上がるのか知りたい」
年収や将来のキャリアを考え始めると、自分が外の会社でどの程度評価されるのか気になりますよね。
僕自身、工場・電気工事系の仕事から飲食業、テレアポ営業、訪問営業へ移った経験があります。
工場で働いていた頃は、自分の経験が別の業界でどのように評価されるのか、ほとんどわかっていませんでした。
営業に挑戦した後も、最初から成果を出せたわけではありません。人と話すことに苦手意識があり、人前に立つだけで強く緊張していた時期もあります。
それでも、過去の経験を分解してみると、工場で培った継続力、作業改善、飲食業での顧客対応、営業で身につけた提案力など、別の仕事でも使える要素があるとわかりました。
現在は数百万円単位のサービス提案や事業支援にも関わっていますが、職種名だけを見ていたら、過去の経験が現在の仕事につながるとは考えられなかったと思います。
結論:市場価値は、一つの診断結果ではなく「年収相場」「市場からの反応」「自分が説明できる実績」の3つを組み合わせて調べます。
この記事では、20代後半〜30代の営業職・会社員向けに、無料でできる市場価値の調べ方を3ステップで解説します。
この記事でわかること
- 市場価値の意味
- 自分の年収相場を無料で調べる方法
- 求人票を比較するときのポイント
- スカウトで見るべき内容
- 営業経験を市場価値へ変える方法
- 今の会社に残るか転職準備を始めるかの判断基準
年収が上がらない原因から整理したい人は、先にこちらをご覧ください。
市場価値は一つの診断だけではわからない
結論:市場価値診断で表示される年収は、あくまで一つの目安です。
市場価値診断に年齢、職種、年収、経験年数などを入力すると、想定年収が表示されることがあります。
しかし、診断結果が500万円だったからといって、実際に500万円で採用されるとは限りません。
企業が採用条件を決めるときは、次のような項目を確認します。
- どの業界で働いてきたか
- どのような業務を担当したか
- どの程度の成果を出したか
- 募集している仕事と経験が一致しているか
- 入社後も成果を再現できそうか
- 面接で経験をわかりやすく説明できるか
- 会社が給与として出せる範囲はいくらか
診断は、自分の現在地を知るきっかけとしては便利です。
ただし、診断結果だけで転職や希望年収を決めないようにしましょう。
そもそも市場価値とは何か
市場価値とは、転職市場において、企業からどのような仕事と条件で必要とされるかを示す目安です。
市場価値は、一つの固定された点数ではありません。
同じ人でも、応募する業界、会社、職種によって評価が変わります。
例えば、個人向けの訪問営業経験がある人の場合、その経験を必要としている会社では高く評価される可能性があります。
一方で、法人向けIT営業だけを募集している会社では、経験の共通点をうまく説明できなければ評価されにくいかもしれません。
市場価値を決める4つの要素
市場価値は、次の4つに分けると理解しやすくなります。
- 経験とスキル
- 実績と再現性
- 企業や業界からの需要
- 採用担当者への伝わり方
式にすると、次のように表せます。
市場価値=経験・実績×企業の需要×伝わり方×採用条件との一致度
経験が豊富でも、その経験を必要とする求人が少なければ選択肢は限られます。
反対に、需要が高い仕事でも、自分の経験や成果を説明できなければ採用担当者には伝わりません。
社内評価と転職市場の評価は異なる
現在の会社で高く評価されていることと、転職市場で高く評価されることは同じではありません。
社内では、次のような要素も評価されます。
- 勤続年数
- 社内ルールへの理解
- 人間関係
- 他部署との連携
- 会社独自の業務知識
- 上司からの信頼
これらは大切な経験ですが、別の会社でもそのまま使えるとは限りません。
転職市場では、次のような経験が評価されやすくなります。
- 他社でも再現できるスキル
- 数字で説明できる成果
- 顧客や部署の課題を解決した経験
- 業務を改善した経験
- 人を育成した経験
- 売上や利益へ貢献した経験
社内評価が低くても、外では高く評価されることがあります。
反対に、社内評価が高くても、外の会社へ伝わる実績が整理されていない場合があります。
市場価値を無料で調べる3ステップ
結論:市場価値は、相場、反応、実績の順番で確認します。
| ステップ | 調べること | わかること |
|---|---|---|
| Step1 | 公的データと求人 | 職種・業界の年収相場 |
| Step2 | スカウトや第三者評価 | 自分の経験への需要 |
| Step3 | 実績と職務経歴 | 現実的な選択肢と不足経験 |
一つの方法だけで判断せず、3つの結果を重ねることが大切です。
Step1.公的データと求人から年収相場を調べる
結論:最初に、職種全体のデータと実際の求人を比較します。
市場価値を知るには、まず自分に近い仕事の相場を把握する必要があります。
ただし、日本全体の平均給与だけで、自分の市場価値を判断してはいけません。
国税庁の令和6年分民間給与実態統計調査では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は478万円です。しかし、この数字にはさまざまな年代、職種、業界、雇用条件が含まれています。
自分の市場価値を確認するには、平均給与に加えて、職種、勤務地、経験年数、仕事内容が近い求人を調べましょう。
job tagで職種の賃金と求人倍率を確認する
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では、職業ごとの仕事内容、必要なスキル、賃金、求人倍率などを調べられます。
まずは、自分の職種名を検索してください。
営業職の場合は「営業」だけでなく、次のように近い職種も確認します。
- 法人営業
- 個人営業
- IT営業
- 広告営業
- 不動産営業
- 保険営業
- 人材サービス営業
- ルート営業
同じ営業でも、扱う商材、顧客、単価、営業方法によって評価される経験が異なります。
公的データは職種全体の傾向を知るために使い、個人の適正年収を決めるものとしては使わないようにしましょう。
自分に近い求人を10件以上比較する
次に、現在の経験で応募できそうな求人を10件以上探します。
検索条件は、なるべく現在の経験に近づけてください。
- 職種
- 業界
- 経験年数
- 勤務地
- 法人営業・個人営業
- 新規営業・既存営業
- マネジメント経験
- 扱う商材
- 希望する働き方
求人ごとに、次の項目をメモします。
| 確認項目 | メモする内容 |
|---|---|
| 職種 | 法人営業、個人営業など |
| 業界 | IT、人材、広告、不動産など |
| 必須条件 | 経験年数、業界経験、資格 |
| 年収 | 下限、上限、想定提示額 |
| 基本給 | 固定残業代を除いた金額 |
| 賞与 | 回数、算定条件、実績 |
| インセンティブ | 条件、平均額、対象者 |
| 仕事内容 | 自分の経験との一致点 |
| キャリア | 昇格や異動の可能性 |
求人を3段階に分ける
保存した求人を、次の3つに分けます。
今すぐ応募できそうな求人
必須条件の大半を満たし、過去の経験をそのまま使える求人です。
この求人群の年収が、現在の自分に近い相場になります。
少し背伸びすれば狙える求人
必須条件はおおむね満たしているものの、一部のスキルや業界経験が不足している求人です。
不足している経験を補えば、半年後や1年後に狙える可能性があります。
現時点では難しい求人
マネジメント経験、特定業界の知識、資格、一定以上の実績など、重要な条件が不足している求人です。
不採用と考えるのではなく、今後作るべき経験を知る材料にします。
求人年収の上限だけを見ない
求人に「年収400万円〜800万円」と書かれていても、自分の相場が600万円とは限りません。
上限の800万円は、次のような人を想定している可能性があります。
- 同業界で高い実績がある
- マネジメント経験がある
- 特定の専門知識を持っている
- すぐに重要顧客を担当できる
- 高いインセンティブを獲得している
求人を見るときは、年収の上限だけでなく、次を確認してください。
- 自分と同程度の経験者はいくらから始まるか
- 基本給はいくらか
- 固定残業代は含まれているか
- 賞与やインセンティブは確実にもらえるか
- 試用期間中に給与が変わるか
- 上限年収にはどの経験が必要か
市場価値を調べる段階では、理想の年収よりも、再現できる年収を見ることが大切です。
Step2.スカウトや第三者評価で市場の反応を確かめる
結論:求人の相場を確認したら、自分の経歴に対して実際にどのような反応があるかを確かめます。
求人票は企業側が求めている条件です。
一方、スカウトや第三者からの評価は、自分の経歴が市場からどう見られるかを確認する材料になります。
スカウトの数より内容を見る
スカウトを確認するときは、届いた数だけで市場価値を判断しないでください。
自動送信や幅広い対象者へ送られているスカウトもあります。
見るべきなのは、次の項目です。
- どの業界から届いたか
- どの職種を提案されたか
- 自分のどの経験に触れているか
- 提示されている年収帯
- 役職や担当業務
- 企業から直接届いたか
- 経歴を読んだ形跡があるか
- 面談後も選考を勧められるか
例えば、複数の企業から法人営業を提案されるなら、個人営業で身につけた新規開拓力が法人営業でも評価されている可能性があります。
反対に、希望していない職種からしか届かない場合は、プロフィールの見せ方を修正する必要があります。
営業職は商材・顧客・数字を入力する
営業職のプロフィールに「営業を3年間経験」とだけ書いても、採用担当者は経験の内容を判断できません。
少なくとも、次の項目を入力しましょう。
- 法人営業か個人営業か
- 新規営業か既存営業か
- 有形商材か無形商材か
- 商品やサービスの単価
- 顧客の業種や属性
- 月間の商談件数
- 成約率
- 売上や達成率
- 担当した営業工程
- 新人教育やマネジメント経験
例えば、次のように書きます。
個人向けの訪問営業として、新規開拓から商談、契約までを担当。月間約40件の商談を行い、商談後の振り返りとロープレを通じて提案内容を改善した。
数字がある場合は、より具体的にします。
法人向けサービスの新規営業として、月間30件の商談を担当。ヒアリング項目と提案資料を見直し、受注率を15%から22%へ改善した。
作っていない数字や、確認できない実績を書く必要はありません。
わかる範囲で、担当範囲と工夫を具体的にしましょう。
スカウトが来ないときに見直すこと
スカウトが届かないからといって、すぐに市場価値が低いと判断する必要はありません。
まず、次を見直します。
- 職務要約が短すぎないか
- 担当業務だけで終わっていないか
- 数字や成果が入っているか
- 希望職種が広すぎないか
- 希望年収が経験と大きく離れていないか
- 検索されやすい職種名が入っているか
- プロフィールの公開設定に問題がないか
プロフィールを修正してから、一定期間の反応を確認してください。
転職エージェントへ聞く質問
転職エージェントへ相談する場合は、「自分の市場価値はいくらですか」とだけ聞かないことが大切です。
次のように具体的に聞きましょう。
- 今の経験で応募しやすい求人はどれですか
- 現実的な提示年収はどの範囲ですか
- 年収を上げるならどの経験を強調すべきですか
- 現時点で不足している経験は何ですか
- 今すぐ動く場合と半年後に動く場合で違いはありますか
- 職務経歴書で伝わりにくい部分はどこですか
- 営業経験を横展開しやすい業界はありますか
一人の意見だけで決めず、求人情報や別の担当者の意見と比較してください。
転職エージェントの目的や得意分野によって、紹介される求人や評価が異なる場合があります。
Step3.実績を棚卸しして今後の行動を決める
結論:最後に、自分の経験を職務経歴書の形へ整理し、現職継続・転職準備・経験蓄積のどれを優先するか決めます。
市場価値は、経験を持っているだけでは伝わりません。
採用担当者が理解できる形へ変換する必要があります。
職務経歴書を転職前に作る
転職する予定がなくても、一度職務経歴書を作ってみてください。
次の項目を書き出します。
- 会社と所属部署
- 担当した仕事
- 顧客や取引先
- 扱った商品やサービス
- 自分の役割
- 目標
- 実績
- 工夫したこと
- 改善したこと
- 周囲へ与えた影響
- 身についたスキル
職務経歴書を作ると、次の3つが見えてきます。
- すでに持っている強み
- 採用担当者へ説明しにくい経験
- 今後作るべき実績
書けない項目があっても問題ありません。
空欄になった項目が、今後の仕事で意識するポイントになります。
数字がない実績を整理する方法
営業成績や売上のような数字がない仕事でも、実績は整理できます。
次の4項目で振り返りましょう。
- どのような課題があったか
- 自分は何を行ったか
- 前後で何が変わったか
- 周囲からどう評価されたか
例えば、次のように整理します。
新人によって説明内容が異なり、確認作業が増えていたため、よくある質問と対応手順をまとめた。その結果、問い合わせ時の確認回数が減り、新人も対応しやすくなった。
数字がない場合でも、前後の変化を具体的に説明できれば実績になります。
ただし、これからは可能な範囲で数字も残しておきましょう。
- 対応件数
- 作業時間
- ミスの回数
- 問い合わせ数
- 教育した人数
- 改善前後の期間
- 担当範囲
現職継続・転職準備・経験蓄積を判断する
3ステップの結果を、次の表に当てはめます。
| 状況 | 優先する行動 |
|---|---|
| 現在の年収が相場以上で、昇給条件も明確 | 今の会社で昇給・昇格を目指す |
| 現在の年収が相場より低く、外からの反応もある | 転職準備を進める |
| 求人はあるが、重要な経験が不足している | 半年程度を目安に実績を作る |
| スカウトは届くが、希望条件と合わない | プロフィールと希望条件を見直す |
| 実績を説明できず、反応も弱い | 職務経歴書と成果の整理を優先する |
| 今の会社でも外でも給与差が小さい | 仕事内容や将来性を含めて判断する |
市場価値を調べた結果が期待より低くても、落ち込む必要はありません。
目的は自分に点数をつけることではなく、次に何を伸ばせば選択肢が増えるかを知ることです。
市場価値を調べた後の3つの選択肢
結論:市場価値を確認した後は、現在の会社に残る、転職準備を始める、経験を作ってから動く、の3つから選びます。
今の会社に残る
次に当てはまる場合は、現在の会社で昇給や昇格を目指す選択肢があります。
- 現在の給与が市場相場と大きく離れていない
- 昇給条件が明確
- 会社の業績が伸びている
- 次に挑戦できる役割がある
- 外の求人よりも働き方や福利厚生がよい
- 今の会社で作れる実績がある
外の相場を知ったうえで残ることは、消極的な判断ではありません。
転職準備を始める
次に当てはまる場合は、在職中に転職準備を始めましょう。
- 同じ経験で現在より条件のよい求人が複数ある
- 具体的なスカウトが届いている
- 昇給条件を聞いても明確にならない
- 会社や業界の給与上限が低い
- 責任だけ増えて給与が変わらない
- 今の会社では希望する経験を積めない
すぐに退職する必要はありません。
職務経歴書を作り、応募先を比較してから判断します。
経験を作ってから動く
転職したい気持ちがあっても、現時点では希望条件に届かない場合があります。
その場合は、転職を諦めるのではなく、期限を決めて実績を作りましょう。
例えば、次のような経験です。
- 売上や成約率の改善
- 新規顧客の開拓
- 法人顧客の担当
- 新人教育
- プロジェクトへの参加
- 業務改善
- マネジメント
- より単価の高い商材の担当
「半年後に転職する」と期限を決め、職務経歴書に追加できる経験を逆算します。
営業職の市場価値を決める項目
結論:営業職は「営業経験あり」ではなく、誰に何をどのように売ったかで評価が変わります。
営業経験は、次の項目へ分解してください。
| 項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 顧客 | 法人、個人、経営者、担当者 |
| 商材 | 有形、無形、単価、契約期間 |
| 営業方法 | 電話、訪問、オンライン、紹介 |
| 開拓方法 | 新規、既存、反響、代理店 |
| 担当工程 | アポ、商談、契約、継続支援 |
| 実績 | 売上、成約率、達成率、順位 |
| 改善 | KPI、資料、トーク、業務フロー |
| 組織経験 | 教育、同行、チーム管理 |
僕自身、テレアポや訪問営業を経験するまで、営業は話がうまい人が活躍する仕事だと思っていました。
実際に現場へ出てみると、重要だったのは、毎日の行動を振り返り、相手の反応から改善することでした。
営業が得意ではなかったからこそ、ロープレやフィードバックを繰り返し、少しずつ相手の課題を整理して伝える力を身につけました。
今営業成績が高くなくても、次の点を説明できれば評価材料になります。
- どのような課題に向き合ったか
- 何を改善したか
- 改善前後で何が変わったか
- 別の環境でも再現できるか
20代後半・30代が市場価値を上げる方法
結論:市場価値を上げるには、資格を増やす前に、需要のある経験と説明できる成果を作りましょう。
数字で説明できる成果を一つ作る
まずは、大きな成果を何個も作る必要はありません。
次のような成果を一つ作りましょう。
- 成約率を改善した
- 作業時間を短縮した
- 新規顧客を獲得した
- 継続率を上げた
- ミスを減らした
- 新人教育を担当した
- マニュアルを作成した
毎月、次の内容をメモしてください。
- 今月の目標
- 実際の行動
- 出た成果
- 改善したこと
- 来月伸ばす項目
上司や部署の課題を解決する
市場価値は、自分に与えられた仕事をこなすだけでは上がりにくい場合があります。
上司や部署が困っていることを見つけ、小さくても解決へ動くことが大切です。
- 報告方法を統一する
- 営業資料を改善する
- 顧客情報を整理する
- 新人向けの手順をまとめる
- 問い合わせ対応を見直す
課題解決の経験は、別の会社でも説明しやすい実績になります。
希望求人から必要経験を逆算する
市場価値を上げるために、手当たり次第に資格を取る必要はありません。
まず、将来応募したい求人を確認します。
複数の求人で共通して求められている経験を書き出し、現在の仕事で作れないか考えましょう。
例えば、法人営業求人で次の条件が多い場合があります。
- 新規開拓経験
- 経営者や決裁者への提案
- 無形商材の営業
- CRMの利用
- チーム目標の管理
すべてを一度に身につける必要はありません。
現在の仕事で近い経験を作り、少しずつ応募できる求人の範囲を広げます。
市場価値チェックリスト
次の項目を確認してください。
- 自分に近い求人を10件以上保存した
- 求人を「今すぐ」「背伸び」「現時点では難しい」に分けた
- 基本給と固定残業代を分けて確認した
- 自分と同程度の経験者の年収を調べた
- 職務要約を作成した
- 担当した顧客と商材を説明できる
- 実績を数字または前後の変化で説明できる
- 市場からどの経験を評価されているか把握した
- 希望求人に足りない経験を整理した
- 今の会社に残る条件を決めた
- 転職準備を始める条件を決めた
答えられない項目が多くても問題ありません。
まずは求人を10件保存するところから始めてください。
よくある質問
市場価値診断だけで判断してもいいですか?
診断結果だけで判断するのはおすすめしません。
診断は、年齢、職種、経験年数などから参考値を出すものです。
実際の市場価値は、求人との一致、実績の内容、職務経歴書、面接評価によって変わります。
診断結果は仮説として使い、公的データ、求人、スカウトなどと比較しましょう。
自分の市場価値がわからないときは何から始めますか?
自分に近い求人を10件探すところから始めてください。
職種、経験年数、勤務地、仕事内容が近い求人を比較すると、自分に求められている経験と年収帯が見えてきます。
その後、職務経歴書を作り、自分の経験を求人条件と照らし合わせます。
スカウトが来ないと市場価値は低いですか?
スカウトが来ないだけでは、市場価値が低いとは判断できません。
プロフィールの情報が少ない、希望条件が広すぎる、公開設定に問題がある可能性もあります。
営業職なら、顧客、商材、営業方法、担当工程、実績を追加してから反応を確認しましょう。
20代後半で市場価値が低くても間に合いますか?
現時点の評価が希望より低くても、手遅れではありません。
不足している経験がわかれば、現在の仕事で作るべき成果を決められます。
半年から1年の期間を決め、希望求人に共通して求められている経験を増やしましょう。
30代になると市場価値は下がりますか?
年齢だけで一律に下がるとは限りません。
ただし、経験年数が増えるほど、担当業務だけでなく、実績、専門性、課題解決、育成などを確認されやすくなります。
30代になる前に、自分の経験を具体的に説明できる状態を作っておくことが大切です。
転職する予定がなくても市場価値を調べるべきですか?
調べておく価値はあります。
外の相場を知ることで、現在の給与や働く環境を客観的に判断できます。
調べた結果、今の会社の条件がよいとわかり、残る判断ができる場合もあります。
転職エージェントが提示した年収は信用できますか?
一つの意見として参考にしましょう。
担当者の得意業界や保有求人によって評価が変わる可能性があります。
求人情報、スカウト、別の担当者の意見と比較し、共通している評価を重視してください。
まとめ:市場価値は相場・反応・実績の3つで調べる
市場価値は、一つの診断結果や現在の年収だけでは決まりません。
次の3ステップで確認しましょう。
- 公的データと求人から年収相場を調べる
- スカウトや第三者評価から市場の反応を確かめる
- 実績を棚卸しして今後の行動を決める
市場価値を調べる目的は、自分に点数をつけることではありません。
今の会社で頑張るべきか、転職準備を始めるべきか、どの経験を作るべきかを判断することです。
まずは、自分に近い求人を10件保存してください。
その求人に共通する条件と、自分が持っている経験を比べるだけでも、次にやるべきことが見えてきます。
年収が上がらない原因も含めて整理したい人は、記事も参考にしてください。


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