転職サービス5社を比較|20代後半・30代の営業職向けの選び方

転職サービス比較

「転職サービスが多くて、どこから使えばいいかわからない」
「年収を上げたいけれど、登録してから求人を選べるか不安」

そんなときは、自分で求人を探したいのか、担当者に相談したいのか、スカウトから選択肢を広げたいのかを先に決めると、候補を絞りやすくなります。

相談や選考対策を受けたいなら、doda・リクルートエージェント・マイナビ転職AGENTが候補です。自分のペースで求人を探すならリクナビNEXT、これまでの経験に対する企業やヘッドハンターの反応を見たいならビズリーチも検討できます。

この記事では、20代後半〜30代の会社員、特に営業職の方に向けて、5つの転職サービスの特徴・料金・使い分けを整理します。営業方法や給与の内訳を確認するポイント、最初の相談で聞きたい質問も紹介します。

転職サービス5社の比較表

まずは、必要なサポートと利用料を比べましょう。 同じサービス内でも、求人検索・エージェント・スカウトでは利用方法が異なります。

サービス主な使い方求職者の利用料検討しやすい人
doda自分で求人検索、エージェントへ相談求人検索・エージェントサービスは無料自分でも求人を見ながら、必要な支援を受けたい
リクルートエージェント面談を通じた求人紹介・選考支援無料希望条件を伝え、求人紹介から条件調整まで相談したい
マイナビ転職AGENTキャリア相談・求人紹介・選考支援無料転職の方向性や、経験の伝え方から相談したい
リクナビNEXT自分で求人検索・応募、企業からのオファー確認無料応募先を自分で選び、やり取りを進めたい
ビズリーチ企業・ヘッドハンターからのスカウト、求人検索無料プラン・有料プランあり営業実績や専門性を生かせる仕事を探したい

情報確認日:2026年11月3日。表の料金はサービス利用料で、通信費や面接の交通費などは含みません。面談・求人紹介の可否は経歴や希望条件、求人状況などによって異なります。

比較は各社の公式案内をもとに、利用方法・料金・支援内容を整理したものです。掲載順は順位ではなく、「検討しやすい人」は機能から考えた選び方の提案です。

doda・リクルートエージェント・マイナビ転職AGENTには、キャリア相談・求人紹介・書類や面接の対策など、共通する支援があります。希望する営業職や勤務地の求人、必要な支援、連絡方法を同じ条件で比べてください。

転職サイト・エージェント・スカウトの違い

サービス名だけでは違いがわかりにくいため、次の3つの使い方に分けて考えてみてください。

  • 転職サイト: 求人を探して自分で応募する。応募先の選択や連絡を自分で進めたい人向け。
  • 転職エージェント: 担当者へ希望を伝え、求人紹介、書類・面接対策、企業との調整などを相談する。
  • スカウト型サービス: 登録した経歴をもとに、企業やヘッドハンターからの連絡を受ける。求人検索と併用できるサービスもある。

スカウトが届いても、採用や提示年収が決まったわけではありません。送信元が採用企業なのか、人材紹介会社なのかによって、次に行う面談や選考も変わります。

参考:厚生労働省「知っておきたい!民間人材サービス利用のポイント」(PDF)

比較した5サービスの特徴と確認ポイント

doda|自分で求人を探しながら、相談も使いたい人へ

dodaは、求人検索とエージェントサービスを利用できる転職サービスです。エージェントでは、求人紹介、応募書類の添削、面接対策、応募書類の提出や面接日程の調整などを案内しています。

自分で気になる求人を見つけつつ、「この経験で応募できるか」「職務経歴書で何を伝えるか」を相談したい場合の候補になります。

利用前には、求人検索だけを使うのか、エージェントやスカウトにも申し込むのかを確認しましょう。求人ごとの応募方法や連絡元も見ておくと、やり取りを整理しやすくなります。

dodaの公式サイトでサービス内容を確認する

リクルートエージェント|求人紹介から条件調整まで相談したい人へ

リクルートエージェントは、キャリア面談、求人紹介、書類・面接対策、内定後の年収交渉や入社日の調整などを支援するサービスです。

「営業経験を生かして業界を変えたい」「今の条件を整理してから応募先を選びたい」といった場合は、希望する仕事内容と勤務地を伝え、紹介可能な求人を確認してみましょう。

相談時は、紹介された件数だけでなく、自分の経験と求人のどこが合っているのかを聞くことが大切です。条件交渉の支援があっても、希望額での内定が約束されるわけではありません。

リクルートエージェントの公式サイトで支援内容を確認する

マイナビ転職AGENT|転職の方向性や応募準備から相談したい人へ

マイナビ転職AGENTは、転職すべきかという相談から、求人提案、応募書類の添削、面接対策、年収交渉や入社日の調整まで支援するエージェントサービスです。

初めての転職などで、自分の経験をどう整理すればよいか迷う場合の相談先候補になります。「営業職のまま業界を変えたいのか」「別の職種も見たいのか」を伝えて、支援内容を確認してください。

求人サイトの「マイナビ転職」とは利用方法が異なります。名前だけで選ばず、申し込み先が求人検索サービスなのか、エージェントの相談窓口なのかを確認しましょう。

マイナビ転職AGENTの公式サイトを見る

参考:マイナビ「サービス はじめてガイド」/マイナビ「転職エージェントが無料の理由」

リクナビNEXT|求人を見ながら、自分で応募を進めたい人へ

リクナビNEXTは、希望する職種や勤務地などから求人を探し、応募できる転職サイトです。登録した経歴などをもとに、企業からオファーを受け取る機能もあります。

「まずはどんな求人があるか見たい」「応募先を自分で選びたい」という人に合う使い方です。リクルートエージェントとは別のサービスなので、登録すると同じように担当者がつくとは考えないようにしましょう。

求人を選ぶときは、雇用形態、募集元、応募後の流れを確認します。正社員として働きたい場合は、業務委託などの募集と混同しないことも大切です。

リクナビNEXTの公式サイトで求人を確認する

ビズリーチ|営業実績や専門性を生かす選択肢を探したい人へ

ビズリーチは、企業やヘッドハンターからのスカウトを受けたり、求人を探して応募したりできる転職サービスです。管理職や専門性を持つ人材向けの求人も扱っています。

法人営業で扱ってきた商材、顧客への提案経験、チームをまとめた経験などを具体的に伝えられる人は、どのような仕事の提案があるか確認する選択肢になります。

無料プランと有料プランがあり、登録後には審査があります。 公式FAQでは、無料プランでも求人の閲覧・応募、スカウトの閲覧・返信ができると案内されています。有料機能を使う場合は、料金と自動更新・停止条件を申し込み画面で確認してください。

ビズリーチの公式サイトを見る/利用プラン・審査について公式FAQで確認する

目的別に、最初に使うサービスを決める

初めての転職で、書類や面接が不安な場合

doda・リクルートエージェント・マイナビ転職AGENTの支援内容を確認し、希望職種や勤務地に合う相談先を一つ選ぶところから始めます。

初回の相談では、「何を直せばよいか」という具体的な助言があるか、自分が重視する条件を確認してくれるかを見てください。比較材料が足りなければ、別の相談先を追加する方法もあります。

今すぐ転職するか決めず、まず求人を見たい場合

リクナビNEXTやdodaの求人検索で、今の経験と希望条件に近い仕事を探してみましょう。

求人を見るうちに疑問が出てきたら、その内容を整理して相談へ進めます。転職するか自体に迷っている方は、転職するか迷う人の判断基準もあわせて確認してください。

営業経験を生かして、役割や待遇の選択肢を広げたい場合

エージェントへの相談に加えて、ビズリーチなどのスカウト型サービスで反応を確認する方法があります。

営業職がサービスを比較するときの5つの確認ポイント

サービスを選ぶときは、「希望に合う求人を、納得できる説明とともに検討できるか」を確かめましょう。

1.希望する勤務地・業界の求人を確認できるか

全国の求人を扱うサービスでも、自分の希望地域に、希望する役割の募集があるとは限りません。

「営業職」だけで検索するのではなく、勤務地、業界、法人向けか個人向けか、経験を生かしたい領域まで絞って確認します。エージェントには、希望条件で紹介できる求人があるかを聞いてください。

2.営業方法と、任される仕事を具体的に聞けるか

同じ営業職でも、顧客の探し方や担当範囲は異なります。求人票や面談では、次のように聞いてみましょう。

  • 新規開拓と既存顧客対応の割合はどのくらいか
  • 自分でアポイントを取るのか、問い合わせや紹介が中心か
  • 提案から契約後のフォローまで、どこを担当するのか
  • どの商品・サービスを、誰に提案するのか
  • 入社後の研修や、独り立ちまでの支援はあるか

希望する働き方と、実際に任される仕事を結び付けて確認するための質問です。「営業なら何でもよい」で進めず、避けたい働き方も伝えておきましょう。

3.年収の上限だけでなく、固定給と変動給を確認できるか

求人に高い年収の上限が書かれていても、その金額が自分に提示されるとは限りません。営業職では特に、固定給、賞与、インセンティブを分けて確認します。

確認する項目担当者や企業へ聞きたいこと
基本給・固定手当毎月支払われる金額と、それぞれの支給条件は何か
固定残業代基本給と別にいくら・何時間分が含まれ、超過分はどう支払われるか
賞与・インセンティブ算定方法、支給時期、入社初年度の扱いはどうなるか
モデル年収どの役職・経験・成果を前提にした例か
試用期間・勤務地試用期間中の条件、転勤や担当業務の変更範囲はどうなるか

厚生労働省は、固定残業代について、基本給と分けた金額、対象となる労働時間数、超過分の割増賃金の支払いなどを明示する必要があると案内しています。入社を決める前には、労働条件通知書などでも確認してください。

参考:厚生労働省「労働条件の明示」

4.求人を勧める理由と、懸念点を説明してくれるか

担当者との相性は、話しやすさだけで決めず、説明の内容も見てください。

「自分のどの経験がこの求人に合っていますか」「不足している経験はありますか」「希望と違う点はどこですか」と聞くと、判断材料を増やせます。

希望を伝えても説明がかみ合わない場合は、条件を伝え直す、担当変更を相談する、別のサービスを検討するなどの方法があります。

5.連絡の頻度と公開設定を管理できるか

在職中は、連絡できる時間帯や希望する連絡手段を先に伝えておきましょう。求人案内、面談調整、企業からのオファーを区別すると、対応しやすくなります。

スカウト機能を使う場合は、職務経歴の公開範囲、現在の勤務先などを除外する設定、返信・応募時に開示される情報を確認してください。機能の名称や範囲はサービスによって異なります。

登録後は、同じ条件で比較してから応募する

ステップ1|変えたいことと、譲れない条件をメモする

最初に、今回の転職で変えたいことを一つ決めます。年収、営業方法、勤務時間、勤務地などから、特に重視するものを選んでください。

そのうえで、希望条件を「必須」と「できれば」に分けます。たとえば「勤務地は変えられないが、業界は広げて検討できる」と整理すると、相談内容が具体的になります。

ステップ2|経歴と希望を正確に伝える

営業経験は、商材、顧客、担当工程、目標、実績、改善したことに分けて整理します。確認できない数字を作らず、自分が担当した範囲を伝えてください。

初回面談では、次のような伝え方ができます。

現在は個人向けの新規営業を担当しています。今後は法人営業も検討しています。勤務地と固定給を重視したいので、今の経験が生かせる求人と、不足している経験を教えてください。

これは相談の例文です。職種や条件は、ご自身の状況に置き換えて使ってください。

ステップ3|求人の合う点・合わない点・未確認点を残す

複数の求人を見たら、どれも同じ項目で比べます。

「給与は合うが営業方法が違う」「仕事内容は合うが転勤の範囲が不明」といった形で記録すると、次に聞くことが明確になります。

同じ企業へ複数のサービスから重ねて応募しないよう、応募先と利用した窓口も一緒に記録してください。別の担当者から同じ求人を紹介された場合は、既に応募していることを伝えましょう。

ステップ4|提案内容を見て、使うサービスを絞る

登録数を増やすこと自体を目標にする必要はありません。紹介される求人、相談内容、連絡の負担を見ながら、続けて使うサービスを選びます。

転職活動を休止する場合は、担当者への連絡や配信設定の変更を行いましょう。有料プランを利用している場合は、サービスからの退会と自動更新の停止を混同せず、それぞれの手続きを確認してください。

キャリハピが、給与と仕事内容を分けて見る理由

僕は、工場勤務、飲食業、成果報酬型の営業を経て、会社経営に携わるようになりました。業界や働き方を変えてきた経験から、仕事を選ぶときは、職種名だけでなく、実際の業務と報酬の仕組みを一緒に確認することを大切にしています。

この比較記事でも、サービスの名前だけで決めず、「どんな仕事を紹介されるか」「その条件で働き続けられそうか」を判断できるように整理しています。

転職サービス比較のよくある質問

転職サービスは何社使えばよいですか?

決まった正解はありません。まずは自分の目的に合うサービスを一つ選び、求人や相談内容を比較したくなったら追加する方法があります。連絡や面接日程を管理できる範囲に収めましょう。

転職するか決めていなくても相談できますか?

転職するか迷っている段階の相談を受け付けているサービスもあります。申し込み時には、情報収集中であることや希望する時期を正直に伝えてください。経歴や求人状況によっては、面談や求人紹介につながらない場合もあります。

無料で使えるサービスだけを選べますか?

今回紹介したdoda、リクルートエージェント、マイナビ転職AGENT、リクナビNEXTは、紹介した基本サービスを無料で利用できます。ビズリーチは無料プランと有料プランを区別して確認してください。面接に行く交通費など、転職活動そのものの費用は別に考えます。

登録したら、今の会社に知られますか?

公開範囲や企業ブロックなどの設定を確認することが大切です。たとえばビズリーチには、特定の企業やヘッドハンターによる職務経歴書の閲覧を制限する機能があります。

ただし、設定があることだけで、あらゆる経路から知られないとは言い切れません。勤務先のメールアドレスを使わないなど、自分側の連絡環境も整えてください。

参考:ビズリーチ公式FAQ「ブロック設定」「登録情報の公開」

営業未経験でも利用できますか?

利用対象や応募条件に合うかを、各サービスと求人で確認してください。「職種未経験可」でも、業界経験や別の条件を求められる場合があります。販売・接客・顧客対応などの経験がある場合は、担当した仕事を具体的に伝えて相談しましょう。

まとめ|必要な支援を決めて、求人の中身まで比較しよう

転職サービスを選ぶときは、まず、何を自分で行い、どこを相談したいかを決めましょう。

  • 求人検索と相談を組み合わせたい:doda
  • 求人紹介から選考・条件調整まで相談したい:リクルートエージェント、マイナビ転職AGENT
  • 自分で求人を探して応募したい:リクナビNEXT
  • 経験を生かす仕事の提案も確認したい:ビズリーチ

営業職では、年収の数字に加えて、商材、営業方法、固定給と変動給、入社後の担当範囲まで確認することが大切です。

最初の行動は、希望条件をメモし、自分に合いそうなサービスの公式案内を一つ確認すること。求人や相談で得た情報をもとに、応募するか、